新型コロナウイルスの感染が拡大する最大要因は飛沫感染であるとされています。

飛沫感染とは、痰や咳といった体から分泌されるものによって、核が覆われた状態でウイルスが飛び、感染することです。飛ぶ範囲はせいぜい1m〜2m程で、その後は重みで地面に落ちます。だから国民が実践すべき「新しい生活様式」として、「人との間隔を極力2メートルあける」と提言されているのです。
感染予防
一方新型コロナウイルスは空気感染しないとも言われています。そうすると空間除菌は必要ないのではないかという考え方が出てきます。でもエアロゾル感染はあるともされているので混乱します。

空気感染とエアロゾル感染はどこが違うのでしょう。

これについては情報が錯綜しています。例えば「エアロゾル感染は飛沫が空気中で混ざり合って感染するということで、空気感染ではない」という厚生労働省のコメントを「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)が2月に紹介する放送を流していますが、同じ時期に「スッキリ」(日本テレビ系)では専門医を招いて解説し、「(ウイルスを包んだ)水分が蒸発しウイルスが空気中を漂う→空気感染と同じ」と図解して説明しています。

どちらが正しいのでしょう?ネット情報を読んでもその違いはなかなか分かりずらいです。

一番の問題は、ウイルス感染に関する専門家である医学・医療の専門家が、専門知識の少ない一般人に、わかりやすく説明できる文章力を持っていないということです。そもそも医学知識のない人に理解させようとしているのか疑問となる解説文が多すぎます。だからこそ医学の素人という立場から、この問題を紐解いてみようと思います。

空気感染は、ウイルス(飛沫核)を覆っていた水分が蒸発して消え、ウイルスだけがむき出しの状態になり、あっちこっち空気中を行き来し飛沫感染より長い距離に感染を広げる状態をいうようです。この空気感染は新型コロナウイルスはないということのようです。

これに対しウイルスが空気中の霧やミスト、粉塵や煙と合わさることを「エアロゾル化」と呼び、このエアロゾル化したものを吸い込むことによって感染することをエアロゾル感染と呼ぶらしいです。これは新型コロナウイルスでもあり得るということです。

このように両者の定義上の違い(※そもそも現時点でエアロゾル感染について正式な定義付がされていませんが。)はあっても、空気中をウイルスが漂うことは同じであり、それによって感染が拡大していることを否定できませんから、空間除菌は感染予防という面では必要です。感染隔離病棟が陰圧室にされている意味もそこにあるのです。

そもそも今後の感染予防対策を考えると、新型コロナウイルスのみならず、ノロウイルスや季節性のインフルエンザにも対策しておく必要があります。するとその二つの感染症は、乾燥して密閉されているなどの条件がそろうと空気感染する危険性が増す感染症です。

だからこそ介護事業者の中で空間除菌対策をすることは、日常の感染予防対策として必然であるといえます。

その時に威力を発揮するのが、希釈せずにそのまま使える次亜塩素酸水、除菌水ジーアだということは以前にも紹介しているところです。この除菌水を加湿器にセットするだけで、空間除菌ができ感染リスクは大幅に減らすことができますし、加湿そのものが乾燥を防ぎ感染リスクを減らすという効果も期待できるので、優れた方法だと思います。

しかもコストもさほどかからず、日常の感染予防策としてはコスパの高い方法だと言えるのではないでしょうか。

そうした対策を全くしないで、感染症が発生した場合には後悔先に立たずになるだけではなく、対策のない安全が担保されない事業者から、職員がいなくなりかねないことも考えると、職員に安心して働くことができる職場であることをアピールするためにも、このような対策は求められていると考えるべきではないでしょうか。

介護施設を閉鎖空間にして、利用者に面会も外出も禁じておいて、その空間をより安全にする対策を講じていない施設管理職は、「ひとでなし」と言われかねません。空間除菌はセットで行いましょう。

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