花径2cmほどの白い花を咲かせる「サンカヨウ」は、雨に濡れると白い花びらが半透明になる。その姿はガラス細工か氷細工のように可憐で、涼やかだ。 サンカヨウ
そのような花があることを知らなかった人も多いだろう。しかし世の中には人に知られていない名もなき花がたくさんある。そんなふうに誰からも見てもらえない場所で咲く花も、大地に根を張り可憐な花を懸命に咲かせている。

僕もそんな存在でありたいと願うし、僕の周りでもそんな存在になろうとする人が増えてほしいと願っている。場所も選ばず、誰に知られることがなくとも、可憐な花を咲かせる存在になれる人が一人でも増えてくれればよい。そして咲く花の色も臭いも形もいろいろあってよいと思う。

僕が代表を務める任意団体を「北海道介護福祉道場 あかい花」はそんな願いを込めて設立されている。

この団体は、2年をかけて5本のあかい花たちを育て、その活動はすでに3期目に入っている。卒業生は北海道の明日の福祉を担う若手リーダーである。その子らには、それぞれの職場で、「誰かのあかい花」になることができる方法論を模索し、僕はその手伝いをさせてもらっている。

彼ら彼女らが、今自分のいる場所に種を撒いて育て、自分のあとに続く若者を自身の手で育てなさいと指導している。ただ単に仕事として利用者に相対して終わるのではなく、縁を結んだ利用者の心に咲く花のような存在になってほしいと思いながら、大事に大事に育てているのが、『五本のあかい花たち』である。

僕が教える基本は、『今いる場所で咲く方法論』でもある。様々なバリアがあったとしても、その場で結果を出して種を撒かないと次のステップへ進めないと思うからだ。しかし介護事業経営者の資質も様々で、そうした種を撒こうとする人の芽を摘んでしまうような経営方針しか持たない人もいることは事実だ。

介護サービスを利用する人を、『人』として見ようとせず、『お金』にしか興味がない経営者。年上の顧客を、子供扱いするように接して恥と思わない経営者。従業員の資質に対して適正な対価を与えずに自分の懐だけを肥やすことに躍起になっている経営者。

介護事業の利用者を顧客と思っていない経営者によって、サービスマナーの欠片もない素人同然の介護サービス実践が行われている場では、若者の介護プロフェッショナル意識はズタズタに切り裂かれ、使命感も誇りも失われていくという実態に触れると、いくら本人が努力しても、『花を咲かせることができない場所』があることも事実であることが実感できる。

だからこそ僕は、やむを得ない事情がある人には、その若く伸びしろのある芽を摘まないように、信頼できる介護の転職支援サイトを紹介・推奨している。

ここは厚生労働省許可で、登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで一切無料でサポートしてくれるサイトである。転職後の待遇も詳細に示してくれるので待遇アップも期待できる。他サイトでは非公開の求人情報も豊富である。

費用負担は一切かからないので、まずはここに登録していろいろな介護事業者の情報を集めてみることをお勧めする。そうするだけで自分の得ている対価が自分の能力にふさわしいものかどうかということも見えてくるかもしれない。

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